置き型手すりは、起き上がりや立ち上がりなどの姿勢を変えるときにも便利です
身体の支えが必要な場所は決まったけれど、
家の柱や壁にキズをつけたくないな。。。
こんなときは、
床に置くタイプの手すりがあります。
※介護保険の福祉用具貸与(福祉用具をレンタルするサービス)では、
『建物や床に直接固定しない』手すりが対象となります。
置き型手すりとは?
大きな金属板に手すりの握りが付いています。
手すりの握りを支えているのは金属板部分。
※金属板の部分は、土台という意味での『ベース』とも呼ばれます。
(画像は矢崎化工株式会社様のたちあっぷCKA01-1)
この金属板(ベース部分)、何もしなくても重く作られているので安定感がありますが、
家具の下に挟んだり、
手すりにつかまって身体を支えるときにご自身が上に乗ることで、
よりしっかりとした支えとなります。
置き型手すりの長所と短所
■長所
平らな場所なら、どこにでも置けること。
■短所
金属板(ベース)部分が大きく、設置場所を選ぶこと。
(ベースより狭い場所に置けません!)
置き型手すりは種類が多い
上がりかまちや、階段にも置ける種類も出てきています。
置き型手すりを連結することで、長い距離を支えることができる機種もあります。
(画像はパナソニックエイジフリー株式会社様 歩行サポート手すり スムーディ)
工事を迷っているなら、月額レンタル手すりで確認がおすすめ
工事で固定したほうが安心なんだけど、
身体の状態が変わるかも…
支えが必要なんだけど、
どこに支えがあったらいいかわからない…
こんなふうに迷ってしまうときは、
レンタル手すりでお試ししてみることをお勧めします。
レンタル手すりであれば、
設置して、必要であれば場所を変えるなど、
支えるのに『ちょうどいい』場所を確かめながら安全を確保できます。
また、お身体の状態が変わったときに
必要に応じて種類を変えたり、支える場所の数を変えたりもできます。
身体の状態が安定しているときは、
レンタル手すりを返却して、住宅改修で手すりを取り付ける方法もあります。
工事を迷っているうちに転んでしまった!ということが起こらないように
ご協力できますので、ぜひご相談くださいね。